ロシアより葉山に

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きいろいトンネルに吸い込まれて
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そこをぬけると
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オオカミの子が後ろを振り向き待っているのでした。

 なんとか開催中に「『話の話』ロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ」を観に行く事が出来ました
場所は神奈川県立近代美術館・葉山館

 ここには以前、同じくロシアのアニメーション作家「ヤン・シュヴァンクマイエル展」で行って以来です。たぶん。
以前も北鎌倉からチャリで行って、とても気持ちよかったので、今回もそのようにしました。
 道中、北鎌倉〜鶴岡八幡宮間は、遠足や修学旅行とおぼしき小〜中学生と、なにやらのグループで遊びにきているおばちゃんたちでもうひしめき合ってました。
 あじさいで有名だという北鎌倉明月院は入り口でもう人がいっぱいで、スルーしました。惜しい事をしたかもしれん。

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葉山館はすごくいい立地にあるのです、これは海に面した遊歩道から


 そして内容ですが、膨大な量のスケッチとコンテ、エスキース(下絵・試し書きの意味だがそうは見えない)や絵本の原画と、ファンにはたまらない品揃え。特に「霧の中のハリネズミ」の絵本原画が良かったです。
 他には、1980年から制作を開始し、未だ完成に至っていないもはや伝説的作品「外套」の未公開部分の発表などもありました。

 ノルシュテイン氏の作風を見ると、豪快さと繊細さのさじ加減に目を見張り、心打たれるものを感じます。
 ただ、ここからは勝手な私見ですが、こと「外套」に関しては、この繊細な部分だけがどんどん深化しており、ともすれば技術に傾倒してしまっているようにすら思えます…それは昨今の「できた部分から少しづつ公開して行くやり方」に起因するものだと思います。内容はゴーゴリの原作で知っているものの、ノルシュテイン氏にどう演出されるのかまではわかりません。これはずっと追っている身としては、画面に注目し、ついつい前回とどこが違うのか、どこが増えたのかを探す感じになり、なんだか妙な気分です。この部分は原作のどこに当たるのか、とか考えるのもそろそろ限界な気がします…できることならこれからは小出しの公開はやめて、次に公開する際は完成したとき!としてほしいです。
 なにしろひとつひとつの動きに込めた情熱、というか情念はものすごいものを感ぜずにおれません。
 やはりすごい表現力をもったお方でございます。

 「外套」もですが、またオオカミの子やハリネズミくんのようなかわいらしい方々の新作も見てみたいものです
 お願いします、ノルシュテイン様!


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葉山館の中庭より海をのぞむ
ちょっとうす雲りだったが波音がとてもここちよい


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