2011-10-28 22:52:26
煩悩から解脱しかかりつつも生脚に心を持っていかれること
本日は、起きて仕事の連絡をしたため請求書を書き今朝未明寝る前に直したはずのところを調整し…
なんてしてたら昼になってしまい
アレ?
表参道でのアヌ・トゥオミネン展は何時までだったかしら?
って思ったらもう今日を逃すと土日で終了で
したら天気いいから思い切って
港区は東京タワーの麓の増上寺三解脱門一般公開にも行ってこよう
と、いうことで
行って参りました、自転車かついで。
都内(特に渋谷区〜港区みたいなとこ)でどんだけ自転車が不遇な目にあってるか
体験したい気もあったので
今日は抜けるような秋晴れで
青い空に白と朱のタワーが凛とした佇まいでとてもよろしかった
(新人の空木くんではまだまだこの雰囲気は出せない)
そして、三解脱門
戦後初の一般公開(60年ぶりだとか)
それだけでなんかスペシャル!な感じです
実際のところ、中に安置されておりますところの釈迦三尊像、十六羅漢は、さほど目を見張るものではないかもしれません
(少なくとも、学芸員のおじいちゃんは「だいぶ庶民的な、簡素になった像」との個人的感想を述べてくださいました)
だが、ワタクシの関心は、半分は中に安置されているというこれらの像、そしてもう半分は三解脱門そのものにあったのです
ここから江戸の街を見てぇー
ということです
かくして、当時有数の楼閣よりの眺望は、思いのほか新参者の高いだけのビルに妨げられておりましたが、天候もあいまって、充分満足の行くものでした
(門内は撮影禁止なため、門からの眺望も撮れませんでした)
お釈迦様方は、どれだけぶりにこの窓からの光景をご覧になったのでしょうね
明治に入る頃までは、ここから海が見えたと言います
あまりの変わりように何をお思いになるのでしょうか
ところでおもしろいのは、釈迦三尊像、十六羅漢、そして30名前後の増上寺歴代上人の像
これら3種類はそれぞれタッチ、というか作風が違うんですよね
釈迦三尊像は、いわゆるポピュラーな「仏像」のイメージから外れていない
十六羅漢像は、かなりデフォルメされています。中にはコミカルといってよいような表情の方までおいでです
そして歴代高僧の像。こちらは妙にリアルな生き写しのような像となっています
当時は、人物といえば浮世絵などのようなタッチでしょうに、立体だとそうはいかないのでしょうか
人ごとにちがう頭の形まで、しっかり再現しているようです。特に、後頭部の形の個性・バリエーションの多さには興味を惹かれました
かなり急な階段(というよりハシゴ)を登ります(写真に写っているものよりさらに急なのがまたある)
お年寄りや脚の悪い方は場合によっては登れないかもしれません
11/30まで公開ですので、時間がとれればまた行ってみたいです
入館料500円ですが、興味があればぜんぜん安く感じますし、記念に増上寺オリジナルのシャープペンシルももらえます!!
これがなかなか味があるので、是非いただいてください。
*時間等の詳細*
この情景は、なんかとてもフックがあるというか、いいね!
SFだよ、特撮だよ、ファンタジーだよ!
こんなのも。
つまるところ、タワーもすでに歴史的建造物の仲間入りってことですよね
そしてArt-U roomのアヌ・トゥオミネン展ですが
今回も、とてもいい展示でした
こちらに、いままでのアーカイヴがありますが、今改めて見てみたら、初めて遭遇したのは2008年か
浅い冬の小川に張った氷 蝶のさなぎ 朝露に濡れた蜘蛛の巣
そういったものを想起させるような、繊細でありつつも身近な、
小さい頃から身の回りにあったような世界、でもなかった世界を幻視させてくださる
とてもユニークな作家さんです
そして毎回、「おっ」と思わせる工夫があって、そこが大好きです
今回は、ワイシャツかなー
あと、薄茶色のシミ。
ペンのは1本本気で欲しかったけど
値段云々よりも、この作品が息づくために必要な空間が我が家には無い!ということで、とてもじゃないけど手が出ないです。
額装のはギリギリ置けるかな
10/30までですが、こちらだけを進めるのは若干気後れします
というのも、無料なのですが、ボリュームとしてはとても少ないので。
しかし、感度が合う方は、すごいインスピレーションを得る事でしょう
そんな感じの文化的な半日でした。
オマケ
先にも言いましたように、折りたたみ自転車担いで渋谷区〜港区を走ってきたのですが
やはり、都内このへん、「自転車は車道だけ」はキツいですよ…
陸橋でしか渡れない大通りは結構あるし、路側帯は無いしあっても路駐多いし、とはいえ歩道は狭くてでこぼこなところ多いし、人も多いし…
自転車にはキツい現実があふれ返ってる
どう進めていくのか不明ですが、単なる「自転車締め出し」「自転車乗ってるヤツは悪いヤツ」にならないでほしい、と願うばかりです
オマケ2
今日、世界が滅びなかったら、ワタクシが無心でお参りしてきたからかもよ
なんてしてたら昼になってしまい
アレ?
表参道でのアヌ・トゥオミネン展は何時までだったかしら?
って思ったらもう今日を逃すと土日で終了で
したら天気いいから思い切って
港区は東京タワーの麓の増上寺三解脱門一般公開にも行ってこよう
と、いうことで
行って参りました、自転車かついで。
都内(特に渋谷区〜港区みたいなとこ)でどんだけ自転車が不遇な目にあってるか
体験したい気もあったので
今日は抜けるような秋晴れで
青い空に白と朱のタワーが凛とした佇まいでとてもよろしかった
(新人の空木くんではまだまだこの雰囲気は出せない)
そして、三解脱門
戦後初の一般公開(60年ぶりだとか)
それだけでなんかスペシャル!な感じです
実際のところ、中に安置されておりますところの釈迦三尊像、十六羅漢は、さほど目を見張るものではないかもしれません
(少なくとも、学芸員のおじいちゃんは「だいぶ庶民的な、簡素になった像」との個人的感想を述べてくださいました)
だが、ワタクシの関心は、半分は中に安置されているというこれらの像、そしてもう半分は三解脱門そのものにあったのです
ここから江戸の街を見てぇー
ということです
かくして、当時有数の楼閣よりの眺望は、思いのほか新参者の高いだけのビルに妨げられておりましたが、天候もあいまって、充分満足の行くものでした
(門内は撮影禁止なため、門からの眺望も撮れませんでした)
お釈迦様方は、どれだけぶりにこの窓からの光景をご覧になったのでしょうね
明治に入る頃までは、ここから海が見えたと言います
あまりの変わりように何をお思いになるのでしょうか
ところでおもしろいのは、釈迦三尊像、十六羅漢、そして30名前後の増上寺歴代上人の像
これら3種類はそれぞれタッチ、というか作風が違うんですよね
釈迦三尊像は、いわゆるポピュラーな「仏像」のイメージから外れていない
十六羅漢像は、かなりデフォルメされています。中にはコミカルといってよいような表情の方までおいでです
そして歴代高僧の像。こちらは妙にリアルな生き写しのような像となっています
当時は、人物といえば浮世絵などのようなタッチでしょうに、立体だとそうはいかないのでしょうか
人ごとにちがう頭の形まで、しっかり再現しているようです。特に、後頭部の形の個性・バリエーションの多さには興味を惹かれました
かなり急な階段(というよりハシゴ)を登ります(写真に写っているものよりさらに急なのがまたある)
お年寄りや脚の悪い方は場合によっては登れないかもしれません
11/30まで公開ですので、時間がとれればまた行ってみたいです
入館料500円ですが、興味があればぜんぜん安く感じますし、記念に増上寺オリジナルのシャープペンシルももらえます!!
これがなかなか味があるので、是非いただいてください。
*時間等の詳細*
この情景は、なんかとてもフックがあるというか、いいね!
SFだよ、特撮だよ、ファンタジーだよ!
こんなのも。
つまるところ、タワーもすでに歴史的建造物の仲間入りってことですよね
そしてArt-U roomのアヌ・トゥオミネン展ですが
今回も、とてもいい展示でした
こちらに、いままでのアーカイヴがありますが、今改めて見てみたら、初めて遭遇したのは2008年か
浅い冬の小川に張った氷 蝶のさなぎ 朝露に濡れた蜘蛛の巣
そういったものを想起させるような、繊細でありつつも身近な、
小さい頃から身の回りにあったような世界、でもなかった世界を幻視させてくださる
とてもユニークな作家さんです
そして毎回、「おっ」と思わせる工夫があって、そこが大好きです
今回は、ワイシャツかなー
あと、薄茶色のシミ。
ペンのは1本本気で欲しかったけど
値段云々よりも、この作品が息づくために必要な空間が我が家には無い!ということで、とてもじゃないけど手が出ないです。
額装のはギリギリ置けるかな
10/30までですが、こちらだけを進めるのは若干気後れします
というのも、無料なのですが、ボリュームとしてはとても少ないので。
しかし、感度が合う方は、すごいインスピレーションを得る事でしょう
そんな感じの文化的な半日でした。
オマケ
先にも言いましたように、折りたたみ自転車担いで渋谷区〜港区を走ってきたのですが
やはり、都内このへん、「自転車は車道だけ」はキツいですよ…
陸橋でしか渡れない大通りは結構あるし、路側帯は無いしあっても路駐多いし、とはいえ歩道は狭くてでこぼこなところ多いし、人も多いし…
自転車にはキツい現実があふれ返ってる
どう進めていくのか不明ですが、単なる「自転車締め出し」「自転車乗ってるヤツは悪いヤツ」にならないでほしい、と願うばかりです
オマケ2
今日、世界が滅びなかったら、ワタクシが無心でお参りしてきたからかもよ
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