2011-07-19 21:14:38
青森は雨だった
1万円でJR東日本の鉄道1日乗り放題!
という、「JR東日本パス」というひみつアイテムみたいのが発売されてました
先日の18でもう期限切れてるんですけど、これは東北の復興支援や観光旅行を活気づけるためのJR東日本の計らいだったのです。だもんで、指定席も1枚の券で2つまで取ることが出来るという大盤振る舞い!特急券や指定券の追加購入は必要ありません。すごいですよ!
つまり、これ1枚で、新幹線で東京〜新青森間を1万円で往復して来れるのです
6:28東京発のはやて153号 新青森10:27着
19:33新青森発のはやて182号 東京23:32着
新青森ついてから9時間も余裕があります
そもそも東京〜青森間が4時間!ってスゴイですよね…
かくして行って参りました
せっかく新幹線なので、自転車を持って行くことにしました
(夜行バスだと、場合によって自転車拒否されることがあるのです、固定とかしてくれないですし)
そして津軽平野を流してこようという計画です
仕事の合間に「ルートラボ」でルート検討(高低差や所要時間の目安等もわかり、とても便利!)
結局、新青森から奥羽本線〜五能線を乗り継ぎ津軽平野西の外れから自転車を展開し北上、県道2号で半島横断、青森湾南下ってルートに決定

津軽ジャンプ
奥羽本線は電化された新しい車両の走る区間ですが、川辺駅で乗り換えた五能線がディーゼル車の走る区間で、とてもいい感じ


靴を脱いで座席に正座してるおばあちゃんとかいたりしてとてものんびり
何駅かで対向車と行き交うため数分停車していたりで、そのたびにホームに出て写真撮ってたら、おなじく写真撮ってる旅のおばちゃんとなんとなく話を交わしたりするように(4画面写真の左上の、ホーム確認用のミラーに映る列車の顔を撮ってたら「あらいいわねそれ!」って食いついてきた)
上の4画面写真の右下で、ドアの左横の小窓から手を振ってるのがのそおばちゃん。
五能線はここから日本海にそってず〜〜〜っと南下してゆくのだけど、天気のいいおだやかな日か、列車止まらない程度に荒れまくりの冬なんかに乗ってみたいです

そして五能線の車窓からは岩木山がず〜っと見えている
とてもきれいなカタチのお山
津軽平野を走り出すや、軽く雨が当たったりのギリギリな天候
時間的にかなりタイムアタックな感じなので、海沿いの広域農道はやめて、比較的走りやすい県道を通った…のだが、これが安全策すぎて結局時間に余裕があったので、せめてちょっとだけでも日本海見てくればよかった…
県道から日本海まで2キロないくらいの平地だけど、防風林で海はまるで見えないんだよね
岩木川を渡る頃、雨がいきなりザザーと本降りに!雨合羽を羽織り、一目散に山越えルートを目指す
周りに何もないから、山が見えてても遠い遠い!
津軽鉄道の金木駅を過ぎる頃は内から(汗)外から(雨)もうすっかりぐっしょりに

山越えとはいえ、低くなってるところなので高低差200メートル程なので実際とても楽な部類なのですが、月頭の八幡平縦走でも感じたように、妙に体力の低下を感じているので、ひどく辛いものとなりました。途中で完全に足つった!人生最強の「つり」だった。左足の膝がぴくりとも曲がらなくなった。自分の足なのに、初めて見るような角張った外見になって、触ると無垢のプラスチックの固まりみたいに硬直してて、血の気が退いて心臓がバクバクして、痛みと焦りでかなりテンパってしまいました
これはここでヒッチハイクするしかない
と思い(15〜20分に1台くらいで車が通ってる)、動かない左足を重量物でも運ぶように引きずりながら途方に暮れていると、ふとした拍子に足が復活しました。
これもちょっとびっくりした、人体って不思議だなあ

復活したとはいえ、また何時動かなくなるかと不安を抱えながら(次つったら最後だ、と思いつつ)、せかせかと峠越え
その途中も大山祇神社を発見したり(昨年、瀬戸内の島で行った)、陽が差すのに喜んだり、下りで絶叫したりといろいろ楽しい時間でした

山を越えると、ちらちらと日の射すいい天気に
しかしここで前半急ぎすぎたことが判明、なんだか2時間くらい余裕がある
もう青森湾沿いはほんっとだらだらと走ってきました

こんなかんじに

海岸でタコノマクラを拾いました(ここには写ってません)

途中、民家の軒先?にこんこんと水が湧き出ているところがあって、顔を洗わせてもらった。かなり冷たくて、しゃっきりしたー
そして新青森駅そばの「あおもり健康ランド」で天然温泉にゆっくりつかり、きれいで大きな駅舎以外は周りにレンタカー屋しかない新青森駅の中で、車中でとる夕飯吟味し、余裕を持って帰路に着きました
あ、行きは座席が取れなくて、通路で寝てました

たぶん数年後にはこの駅舎よりも高いビルやなんかでいっぱいになっているんだろう
かなり強行軍な上、時間の見積もりと体力の見積もりをちょっと誤って大変だったけど、今度は余裕を持って行ってみたいです
三内丸山遺跡にも突入したかった。岩木山もきれいそうだし
なにしろ津軽平野いっておいて十三湖や北端まで行けなかったのは無念。まぁ日帰りじゃ車とかじゃないとムリとは思うけど
でも往復1万以外は2000円くらいしか使ってない
健康ランドが天然温泉なのに400円ってのが良かった。コーヒー牛乳めちゃめちゃ旨かった
そんなかんじでいっつも遊んでるみたいですが、仕事もするよ!
という、「JR東日本パス」というひみつアイテムみたいのが発売されてました
先日の18でもう期限切れてるんですけど、これは東北の復興支援や観光旅行を活気づけるためのJR東日本の計らいだったのです。だもんで、指定席も1枚の券で2つまで取ることが出来るという大盤振る舞い!特急券や指定券の追加購入は必要ありません。すごいですよ!
つまり、これ1枚で、新幹線で東京〜新青森間を1万円で往復して来れるのです
6:28東京発のはやて153号 新青森10:27着
19:33新青森発のはやて182号 東京23:32着
新青森ついてから9時間も余裕があります
そもそも東京〜青森間が4時間!ってスゴイですよね…
かくして行って参りました
せっかく新幹線なので、自転車を持って行くことにしました
(夜行バスだと、場合によって自転車拒否されることがあるのです、固定とかしてくれないですし)
そして津軽平野を流してこようという計画です
仕事の合間に「ルートラボ」でルート検討(高低差や所要時間の目安等もわかり、とても便利!)
結局、新青森から奥羽本線〜五能線を乗り継ぎ津軽平野西の外れから自転車を展開し北上、県道2号で半島横断、青森湾南下ってルートに決定

津軽ジャンプ
奥羽本線は電化された新しい車両の走る区間ですが、川辺駅で乗り換えた五能線がディーゼル車の走る区間で、とてもいい感じ


靴を脱いで座席に正座してるおばあちゃんとかいたりしてとてものんびり
何駅かで対向車と行き交うため数分停車していたりで、そのたびにホームに出て写真撮ってたら、おなじく写真撮ってる旅のおばちゃんとなんとなく話を交わしたりするように(4画面写真の左上の、ホーム確認用のミラーに映る列車の顔を撮ってたら「あらいいわねそれ!」って食いついてきた)
上の4画面写真の右下で、ドアの左横の小窓から手を振ってるのがのそおばちゃん。
五能線はここから日本海にそってず〜〜〜っと南下してゆくのだけど、天気のいいおだやかな日か、列車止まらない程度に荒れまくりの冬なんかに乗ってみたいです

そして五能線の車窓からは岩木山がず〜っと見えている
とてもきれいなカタチのお山
津軽平野を走り出すや、軽く雨が当たったりのギリギリな天候
時間的にかなりタイムアタックな感じなので、海沿いの広域農道はやめて、比較的走りやすい県道を通った…のだが、これが安全策すぎて結局時間に余裕があったので、せめてちょっとだけでも日本海見てくればよかった…
県道から日本海まで2キロないくらいの平地だけど、防風林で海はまるで見えないんだよね
岩木川を渡る頃、雨がいきなりザザーと本降りに!雨合羽を羽織り、一目散に山越えルートを目指す
周りに何もないから、山が見えてても遠い遠い!
津軽鉄道の金木駅を過ぎる頃は内から(汗)外から(雨)もうすっかりぐっしょりに

山越えとはいえ、低くなってるところなので高低差200メートル程なので実際とても楽な部類なのですが、月頭の八幡平縦走でも感じたように、妙に体力の低下を感じているので、ひどく辛いものとなりました。途中で完全に足つった!人生最強の「つり」だった。左足の膝がぴくりとも曲がらなくなった。自分の足なのに、初めて見るような角張った外見になって、触ると無垢のプラスチックの固まりみたいに硬直してて、血の気が退いて心臓がバクバクして、痛みと焦りでかなりテンパってしまいました
これはここでヒッチハイクするしかない
と思い(15〜20分に1台くらいで車が通ってる)、動かない左足を重量物でも運ぶように引きずりながら途方に暮れていると、ふとした拍子に足が復活しました。
これもちょっとびっくりした、人体って不思議だなあ

復活したとはいえ、また何時動かなくなるかと不安を抱えながら(次つったら最後だ、と思いつつ)、せかせかと峠越え
その途中も大山祇神社を発見したり(昨年、瀬戸内の島で行った)、陽が差すのに喜んだり、下りで絶叫したりといろいろ楽しい時間でした

山を越えると、ちらちらと日の射すいい天気に
しかしここで前半急ぎすぎたことが判明、なんだか2時間くらい余裕がある
もう青森湾沿いはほんっとだらだらと走ってきました

こんなかんじに

海岸でタコノマクラを拾いました(ここには写ってません)

途中、民家の軒先?にこんこんと水が湧き出ているところがあって、顔を洗わせてもらった。かなり冷たくて、しゃっきりしたー
そして新青森駅そばの「あおもり健康ランド」で天然温泉にゆっくりつかり、きれいで大きな駅舎以外は周りにレンタカー屋しかない新青森駅の中で、車中でとる夕飯吟味し、余裕を持って帰路に着きました
あ、行きは座席が取れなくて、通路で寝てました

たぶん数年後にはこの駅舎よりも高いビルやなんかでいっぱいになっているんだろう
かなり強行軍な上、時間の見積もりと体力の見積もりをちょっと誤って大変だったけど、今度は余裕を持って行ってみたいです
三内丸山遺跡にも突入したかった。岩木山もきれいそうだし
なにしろ津軽平野いっておいて十三湖や北端まで行けなかったのは無念。まぁ日帰りじゃ車とかじゃないとムリとは思うけど
でも往復1万以外は2000円くらいしか使ってない
健康ランドが天然温泉なのに400円ってのが良かった。コーヒー牛乳めちゃめちゃ旨かった
そんなかんじでいっつも遊んでるみたいですが、仕事もするよ!
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