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TV4D+1::ねむの木学園について
ねむの木学園について
ねむの木のこどもたちとまり子美術展
こちらにも詳細
が、外苑前・伊藤忠東京本社ビルに併設されているギャラリーで開催されています
12月25日まで。
ねむの木学園創立45周年を記念して行われています
伊藤忠商事創業者である伊東忠兵衛氏は、ねむの木学園創立後最初の財界人の訪問者で、出資者であっるそうです
展覧会には、まり子園長による、忠兵衛氏への手紙も展示されています
これがまた、やわらかい物語のようで、よいです

絵の点数は大小おりまぜ50点以上あったと思います(もっとかも)
数年前の森美術館で行われた際より、会場が小さい分、作品がとても近いです!
他にも、まり子先生の手造りガラス細工(販売あり)や、カップやカレンダーなどの物販もセンス良いものばかりで充実していて、何度か見ている方も再訪する価値有りだと思います


同年代の同業・絵描きの友人と行ったのですが
やはり同じ感想を持ちました 偶然にも同じ絵を「もっとも感銘を受けた絵」と指し示しつつ

同じ感想、というのは
 とてもストレートな絵だ
という事
我々は、こういう絵を描かなくなって久しい、と。
友人は「描けない」と言っていたが、それはその場の雑談的ニュアンスで
たぶん私も友人も、なにかの機会で、こういった「無垢な絵」を描くかもしれない
しかし、現状の、依頼され・報酬が発生し・〆切があり・様々な制約がある中では、なかなかそうはいかない
という「だけ」の話

やました ゆみこ さんの、ミニマルな絵にはいつも強い感動を受ける
とても楽しそうだ
細部だけを詰め込んで成立しているようで
全体として調和のとれた画面になっている
緻密な計算がなされているような絵だ
描き始める前から完成が見えているような絵だ
すごい。


今回はまさに僥倖とも言うべき偶然があって
我々が見ている際(正午頃)、たまたま学園の関係者の方?の来訪があり
係の方との会話の中で
「本日15時頃にまり子先生と生徒さんたちがいらっしゃいますよ」
との事
そこで我々は、他の展示と共通の友人の奥様の個展を覗いて、また戻ってこよう、という事に


〜んで、3331 の 荒木伸吾回顧展 行ってみたら火曜休みとか!


そして、戻って来ると、パッチワークの揃いのジャケットをまとった学園の生徒さんたち6名
手持ち無沙汰な様子で、会場の端に添えられたピアノの周りに立っている
係員さんに尋ねると、これから歌を歌う、とのこと
顔を覚えられていて、最入場を許していただきました

奥のドアが開き、車いすのまり子先生が、ゆっくりと入ってこられました
生徒の1人、長身長髪の男性が、会場内の人々に、あまり通らない声で、遠慮がちに声をかけます
まり子先生と生徒たちが、2〜3、私的な感じの会話を交わします

さて、なにかぼんやりしたような、ゆる〜りとした空気の中
ふいに合唱が始まりました

内にこもっているような、他者に対して身構えているような、
もしくは他に対し、何の関心も興味も期待も持っていないかのような様子からは想像できないような
しっかりと、意志の乗った歌声が響きました
生徒たちはまり子先生しか見ていません
まり子先生に捧げる歌なのです
ここまでストレートに、1つの感情しか乗っていないかのような歌声を聴いたのは初めてです
胸の詰まる思い

他にも突然マイケル・ジャクソンの「スムースクリミナル」(と、あと1曲)に合わせて
お遊戯とも見えるようなダンスを疲労してくださったのだが
これは正直なんとも言えない
ただ、真剣な様子だけが強く伝わってくる
ずっと引きつるように握られていた拳が、踊りの端々で、ふわりと開かれるのだった

端々に、生徒たちとまり子先生の、日常会話が差し込まれ
濃密なステージは、1時間半も続いたでしょうか

どうしてもまり子先生に「ありがとう」を言いたくて
他の方々とお話をされている隙をついて
「本日は、ほんとうにありがとうございました」
と 伝えると、どうも話好きな先生
逆にいろいろ尋ねられる事に
結局20分くらい話してたでしょうか
「立派な絵描きさんになってくださいね」と言われてしまいました
最終コーナーで無知を入れられた思いです
ちゃんとしなければ!!!
(ついでに写真も撮らせていただいちゃいました、心の支えにします)

いろいろふわ〜っとしました

長くなった上、オチが出てきませんでした
ねむの木学園展、とてもオススメです
長くやりますし、是非行ってみて下さい
会期中にまだ歌の催しをやるような話もあります
どこかで発表されるかもしれないので、頭でリンクしましたリンク等チェックしてみてください

ではー
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