国芳展覚え書き
国芳展行ってきた

猫好きとのことで、猫の図版が多く展示してあった
それに対し、街の風情を描くのに割と描かれてる犬はあんがいぞんざいな感じ、特に毛並み
当時の犬猫の毛並み、国芳の描く猫は、自宅にいる猫だろうから多少毛並み良くて
それに対し街を描く際の犬は野良がほとんどだろうから、あえてなのだろうけれど
いくつかの作品で、猫の毛なみ
これを実線や塗り分けでなく、版木の型によるエンボス(型押しによる凹凸をつける)により表現しているものがあるということ
これ、少なくともあの場に展示してある他の動物ではない表現だった
また、猫の表情。
飾ってない、というかいわゆる「かわいらしく」かいてない
ほんとありのままの猫の表情を描いてる
しかめ面だったり、寝起きみたいな顔だったり…猫の油断してる顔なのだ
国芳、ほんとに猫好きなんだなー
擬人化で猫に着せている着物の柄も、猫の好きなもの(小判、鈴、スルメ、蛸、魚…)だし

他にも、肌の表現、空の表現、草木の表現などでも、ものによっては贅沢な版木の枚数を使ってることがわかり
これはテレビ映像や本なんかの印刷ではわからないなー、とほとほと感心した次第です
有名な力士のような風体の巨体が寝そべってちいさな大名行列を見ている「朝比奈小人嶋遊」の朝比奈(その巨大な人物)は、肌に見た限りでも肌色の濃淡に4色使ってる

しかし、太田美術館、混んでた。中高年の方々で。
図柄が細かいので、ガラスにおでこ付けて見る方々が少なからず居るのでしょうね
脂がけっこういいポジションに残っています
それと、作品の保護の為仕方がないのでしょうが、照明が暗い…
特に2階平置きになってるもの
図柄が細かいからじっくり見たいのに、影になってよくわからない部分が多々ある
地下は照明が悪いのか絵の展示法が悪いのか、光っちゃって見にくい…
老舗な専門美術館なのだから、なにかいい解決法を編み出してほしいです

そんな感じで、オススメ!
あ、後半あんましオススメ要素になってないな
でも、オ ス ス メ !
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